GOSPELLESSONLIVE

【音楽の母 Wachy】2022年総括

明けましておめでとうございます!

毎年恒例になりつつある総括です。2022年のことも忘れないうちに、そして仕事が始まらないうちに振り返って記録をしておきたいと思います。毎回思い出しながら書いているのですが、振り返るまでもなく2022年は色々やったなーという実感がすでにあります。思い出すのが楽しみ!それでは張り切っていきましょー♪

2022年は年明けからコロナの第6波がきたことで、練習はままならない状態。その時Sparksは何をしていたかというと。。。2022年何をするかについてZOOMミーティングしていました笑。その頃のInstagram見てもらえればと思うのですが、なんか隔週・・・?くらいの勢いでミーティングしています。何について話していたかというと、Sparksファンならお分かりの通り『Spa Fes! 〜GOSPEL CONNEXION 2022 』(以降SpaFes)について話していました。

2022年は『SpaFes』に尽きます。こんな早くから企画していたんだ!と思われるかもしれないのですが、この頃はまだ企画にもなっていなくて、「こんな曲やりたいね」「今年は何したい?」といった漠然とした内容。ただここから、「去年は『e-Collaboration!』で、色んな先生とコラボして縦に繋がることができたから、今年は横に繋がりたい。」という、SpaFesの骨子となるアイディアがNanaから出てきたのでした。そう、社会人集団のSparksは、まずコンセプト作りから入るんですね笑。じゃあ“横に繋がる”ってどうゆうことなんだろう?どうやって繋がるのがいいかな?Sparksだからできる繋がり方ってどうゆうこと?みたいなことを話し合っていた春。内容が固まりつつある中で、まず最初に形になったのが新ロゴでした。

最初のロゴもMarikoさんが作ってくれたのですが、5周年を経て5人になってまた今年たくさんロゴを使っていくことになりそうだねってなった時に、色んな媒体での使いやすさも考慮して作り直そうかとなりました。出来上がったロゴは、私たちらしい意味や形が足されてて感動。。これはまさにRebornだねってことで、キリストが復活したイースターに合わせてロゴ発表オフィシャルサイトリニューアルをしました(ちなみにこのタイミングで『SPARKS』から『Sparks』になっています)。今やこのロゴがしっくりき過ぎてて、まだ1年経ってないことに驚いています。

ロゴの次は、じゃあ実際何をやっていきましょうかってことなのですが、最初は「ゴスペルカレッジ」のようなことを考えていました。Sparksが教えてもらった先生たちをアサインしてゴスペルや発声を教えてもらうみたいなことです。ただ、それってゴスペルカレッジと何が違うんだろう?Sparksがやらなくてもいいよね?となった時、私たちが出来ることって「それ以外」なんじゃないかって行き着きました。

「それ以外」ってすごく曖昧なのですが、Sparksは良くも悪くも「プロじゃないのにプロっぽい」と評されることが多いクワイヤーです笑。多分それは、ステージングだったり企画力だったりSNSでの魅せ方だったりすると思うのですが、それって誰かに習ったわけでなくて。でもそれって意外とアマチュアクワイヤーには難しいことだったりするのかも、と思うわけです。

趣味でゴスペルを始めた人なら分かると思うのですが、ゴスペル始めると人前で歌うことが多いんですよ。そりゃ本番があるから練習するんでしょと思うのですが、趣味で合唱やバンドをやっている友達に聞くと、必ずしもそうゆうわけではなさそうで。演奏すること自体が目的で、上手くなってきたらライブでも出ましょうか、みたいなこともあるとか。そのノリでゴスペル始めると、本番をどんどん数こなして楽しくないまま消化していくみたいな。。。昔の私みたいになる人もいるかもなと笑。

歌を上手くなる方法は、先生に聞けばいい。ならSparksはゴスペルやステージをもっと楽しむために、ゴスペルを色んな切り口で学ぶ機会を増やしたいなと思ったわけです。そしてそれを私たちも一緒に学びたい。それが『スパスク』です。第1回目は「ステージを飾るアクセサリーを作ろうワークショップ」として、SparksのMarikoが講師となって実施しました。初めてのイベント企画ということで、スパスク用のLINEアカウント作ったりサイトを改良したり、事務作業も多かったこの頃。ただ、スパスク1回目はそれ自体も楽しかったし、参加してくれた人が後日作ったアクセサリーをつけてステージで歌っているのを見た時は、本当にやって良かったと思いました。

えっと。。。春のセクション長すぎですね笑。

夏はSparks単独では初めて、ゴスペル祭に参加しました!3年前Madokaがポロッと「目黒ゴスペル祭出たいな」といったことが実現!目黒ゴスペル祭のトップバッターを務めさせていただきました。結果としては色々反省の残る本番でしたが、マイクを通した時の歌い方やバランスについて今までよりも深く考えるきっかけになりました。この経験がSpaFesには繋がっているなと今になって思います。


7月には、Sparks有志メンバーでの課外活動として、宮尾さやか先生が指導するBacchante(バッカンテ)さんのライブに参加させていただきました。年明けくらいに、宮尾先生が歌うLean on meを聴いて「かっこいい。。」となり、Madokaからワークショップあるらしいよと情報を受けて「行く行く!」となり、2月にはワークショップに参加してました笑。
私個人としては女性の先生に習うのが久しぶりで、高音の出し方やリズムの取り方などわかりやすかったなーと思うのと、6名以上の人数で歌うのも久しぶりだったので、久々に音圧を感じたのも楽しかった!自分だけの歌声を聴いてもらったことないのに、Sparks全員ソロ任されたのは、宮尾先生の無茶ぶりっぷりを感じるエピソードですね笑。打ち上げも、飲み過ぎたMadokaを拝めて良かった笑。Bacchanteさんのライブ自体もエンタメ感があって楽しいし、2023年もワークショップ&ライブあるようなので、参加したいなと思っているところです。

8月にはスパスク2回目「Kirk Franklinのゴスペル曲をもっとCoolに歌う発音ワークショップ」を開催。Madokaのゴスペル仲間でバイリンガル、ココナラで歌の発音レッスンもされている井上さくら先生に、『Looking for you』の発音を教えてもらいました。発音って、耳がいい人は「聞こえるまま歌えばいいじゃん」っていうのですが、なまじっか英語が読める日本人からするとカタカナで発音しちゃうんですよね。。分かる分かる。首もげちゃう。あと、会話の時の発音で歌おうとすると発声しにくいとかね。あるよね。首取れそう。さくらちゃんはゴスペルも歌ってるバイリンガルなので、ゴスペルの発声を踏まえた発音を教えてくれて、それが私たちにとってはありがたいなと感じています。

スパスクの準備を進めていく中で出来上がったのが、今年大活躍だったSparksアバター。髪型も衣装も自由自在で、今年のイベントは引っ張りだこだったアバター達もこの時期に生まれました。あとボイスパーカッションにハマって、ボイトレでボイパをしていたのもこの時期ですね笑。

ここからはSpaFesに向けて集中モード!Sparks初主催のライブイベント『Spa Fes! 〜GOSPEL CONNEXION 2022 』に向けての準備が具現化していった時期です。MadokaSayakaは横濱ゴスペル祭もあったのですが、私は今回観覧のみでした。SpaFesの準備もこの時期仕事が忙しく、Sparksのメンバーに正直頼りきり。。私は会場のKIWAさんとのやりとり、アンケート作り、スパスクメンバーへの告知LINE発信くらいしか出来ずでした。ですが、Nana社長のマイルストーン・ToDo作成、クリエイティブ班MarikoMadokaのフライヤーや映像作成、Sayakaのロビー活動によって、どんどん出来上がっていきました。

着々と準備進む中、3週間前に会場のKIWAさんから「LEDパネルを使ってもらえませんか?」という打診が。。実はSpaFesの前後のイベントがLEDパネルを使うとのことで、撤去が面倒なので無料でいいから使って欲しいとのこと。このLEDパネル、実際借りるとしたら●十万するんですね。私的にはタダだしロゴだけでも映しておけば様になるかなーと思ったので、Sparksメンバーにそのことを伝えると、直前にも関わらず映像クリエイターMadokaのスイッチがオンに笑!この時Madokaの仕事も忙しい時期だった上、途中でパネルのサイズと写す映像のサイズが違うことが発覚して途中まで作ってた映像が全やり直しになったり。。。本当Madokaちゃん、ありがとうございました。。

ただその甲斐あって、LEDパネルで背景に映像があるのとないのとでは、全っっ然フェス感が違った!今まで観てきたゴスペルライブの中で、一番フェスっぽかったし、後から自分がライブ映像を観ても楽しい!と思えるフェスになりました。私的SpaFesMVPはMadokaです。ありがとう。来ていただいた方からも温かいお言葉を沢山いただき、楽しんでもらえたようで良かったなと思います。改めて、参加してくれたゴスペルクワイヤーの皆さん、演奏サポートいただいた岩崎ひろき先生、曽根未宇司さん、裏方サポートいただいた家族の皆さん、そしてご来場いただいた方々、本当にありがとうございました!!

出演者集合!
準備ギリギリなのにこうゆうのまで作っちゃう。ラヴ。

SpaFesが10月末に終わり、私もこれで今年は終わりかなって思ってましたよ。ただゴスペル界隈は12月繁忙期なんですね。そうです、クリスマスです。

この時点では12月予定なかったのですが、横に繋がった結果色々なところからオファーをいただきました。ありがたいし出たいけど、なかなか準備期間ないし厳しいなと思っていたところ、我々Sparksがいつか出たいと思っていたイベントがひとつ。それが、恵比寿ゴスペル祭です。

各地のゴスペル祭の中でも、①最もゴスペルが注目を浴びるクリスマス時期に②煌びやかなバカラシャンデリアの前で③赤絨毯で歌うという、憧れ3要素が詰まった恵比寿ゴスペル祭は出演希望クワイヤーも多く、出演権を得るには実力だけでなくコネや実績が必要という噂も(本当か?)。。なので今までは諦めてたのですが、今年は目黒ゴスペル祭もでた。去年は横濱ゴスペル祭で動画参加もした。そしてSpaFesで仲良くなったクワイヤーのONE3(オネーサン)と一緒なら、恵比寿でも聴かせられるゴスペルが歌えるのではないか。。。と思って応募。結果、出演することができましたー!急遽クリスマスソングも練習しましたが、自分でもクリスマスを満喫することができて楽しかったです。恵比寿ガーデンプレイスは響きがホールみたいで気持ちよかったなー!

その名もONE3×Sparks。まんま笑。

2022年の歌い納めは、岩崎ひろき先生が主催した『GOSPEL SQUAD 2022』。生バンドでしたがSpaFesで歌った3曲だけだし、お客さんよりも出演者の方が多いと聞いているし、年末最後に楽しもう!と思ってたのですが。。

本番2日前、Marikoがコロナ陽性に!幸い熱は早めに下がって喉も痛みは治ったのですが、もちろん自宅で絶対安静。ということで、急遽Marikoのソロや(よりによってMarikoのソロ曲がありました笑)、テナーパートを覚えて臨んだ本番。冷静になると、生バンドで初合わせ。知らないクワイヤーばかりのアウェー空間。付け焼き刃で覚えたパート割り。。。といつにも増して緊張してしまったのですが、本番はエンタメ性に全振りしたのもあって、みんな盛り上がってくれて楽しかった!岩崎先生界隈のクワイヤーはどこも上手くて、迫力があって、ステージングやバランスなど色々勉強になったライブでした。最後に全員で歌った時は、音楽で満たされている空間にいる幸せや今ここで歌えている幸せを感じて、少し泣いてしまいました。へへ。来年こそは打ち上げまで参加して、この界隈とも仲良くなりたいな。

わざわざ本番用のピアス届けてくれたレイレイありがとう。

最後に

やっぱり長くなってしまった。。。けど2022年はしょうがない。色々あったもんね。

2022年は色々な夢が叶った年でした。フェスをやりたい!エビゴスに出たい!この曲やりたい!と口に出していたら、じゃあやる?って人が集まって、やろうよ!って行動に移す人がいて、結果できたね!って喜んでくれる人ができました。絶対に一人だったら出来なかった。横に繋がるって、まさにこうゆうことがしたかったんだと思えた年でした。本当に周りの人達に感謝です。

その中でもやっぱりSpaFesが2022年最大の出来事で、これを中心に1年回っていたと言っても過言ではなかった。『GOSPEL SQUAD 2022』で実感したけど、音楽で満たされている空間というのを作りたかったんですね。私達は。

2020年から、ゴスペルというものがコロナによって悪となって、それでも歌で繋がりたくて、動画やオンラインで必死にこのコミュニティを守っていたけど、どうしたって一方的だった。熱を伝えられない、反応を直に感じられないということが、こんなに空虚さを持つなんて知らなかった。マスクが遮断するものは声以上に感情だった。それが少しずつ、限定的だけど、音楽をゴスペルを許されつつある兆しが見えた。。。のかな。

2023年も、このメンバーと、縦に横に繋がった人達と、音楽を共有していきたいな。具体的にやりたいことももうあるけど、それは今後の活動でアウトプットしていきますね。乞うご期待!ということで。

2023年1月 written by Wachy