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【Mariko’s Bible column】喜びの歌を歌おう

2019年10月、目黒ゴスペル祭にQuo Vadis(あくびちゃん率いる50人規模のクワイア)の一員として
SPARKSみんなで参加しました。

その時の曲目の一つに Kurt Carrの「Let Everything That Has Breath Praise」が。
華やかで、クラッシックの組曲のような壮大なメロディーのこの曲。
出だしの歌詞は、たくさんの楽器と歌で神を讃える様子が高らかに歌われるところ。
歌いながら旧約聖書 詩篇の98章を思い出しました。


Let Everything That Has Breath Praise
Praise Him in the sanctuary
Praise Him in the mighty firmament
For His excellent power and greatness , praise the Lord
Praise Him with the sound of the trumpet
Psaltery ,harp, the tambourine, and dance
Let the cymbals crash ring out and praise the Lord

聖所で主を賛美せよ
大空の砦で主を賛美せよ
素晴らしい御力と偉大さゆえ、主を賛美せよ
琴と竪琴を奏で、太鼓に合わせて踊り
シンバルを鳴り響かせ、主を賛美せよ


旧約聖書98章4節~6節

98:4 全地よ。主に喜び叫べ。大声で叫び、喜び歌い、ほめ歌を歌え。

98:5 立琴に合わせて、主にほめ歌を歌え。立琴と歌の調べに合わせて。

98:6 ラッパと角笛の音に合わせて、主である王の御前で喜び叫べ。


旧約の時代、イスラエルの人々がバビロンに支配され、捕虜になったとき
イスラエルの人々は、信仰の歌としてこの詩篇を歌い続けてきたそうです。
神を見失わないために、どんな苦しい状況の中でも心から、喜びの歌を歌おうと。

これは、ゴスペルの始まりでりでもある 奴隷化の苦しい生活の中、
少でも自由を見出すべく、神への賛美を歌と踊りを持って表すようになったことと
同じ状況だったのだと思いました。

時代は変わって、状況も違っても、どんな困難な時にも神はそばにいてくださる
だから、声を放って喜び歌おう! と聞こえてきます。

私は今の時代に生き、歴史の彼らのような思いはしてきてはいませんが
日々の小さな困難を乗り切るのに、ゴスペルがあってよかったなと思っています。
50人のクワイアでも、少人数でも 共に仲間と喜びの歌を歌える幸せを
大切にしたいなと思います!!

mariko